ハワイで猫と一緒に旅行!ステップバイステップガイド
目次:
- ハワイに猫を連れて行くための準備
- ハワイへの猫の渡航手続きの前に注意すべきこと
- 猫の健康記録の確認とワクチン接種のスケジュール
- ラビーズ抗体価検査のステップバイステップ
- ラビーズ抗体価検査の準備と送付手続き
- 検査結果の待ち時間と旅行の予約
- 犬猫の輸入申請書と手数料の手続き
- フライト情報の収集と渡航日のスケジュール
- ダーレビューか隣島審査かの選択と申請手続き
- フィラリアの予防と衛生管理
- 健康診断書の取得とパスポートの準備
- 入国審査と検疫の手続き
- 検疫後の注意事項と旅行中のケア
- ハワイでの楽しい猫との旅行の経験談
- まとめ
ハワイに猫を連れて行くための準備
🐾 猫と一緒にハワイ旅行に行くことをお考えですね。おめでとうございます!そうすれば、家に猫を残して留守中に寂しさを感じる必要はありません。一緒に島を探索して、最高の思い出を作りましょう!ただし、ハワイへの渡航にはいくつかの要件がありますが、私たちはそれを簡単にできるようにお手伝いします。以下では、ステップバイステップで手続きを説明します。
1. ハワイへの渡航手続きの前に注意すべきこと
🔎 猫と一緒にハワイへ行く前に、以下の準備をしておきましょう:
🏥 ステップ1:猫の健康記録の確認とワクチン接種のスケジュール
猫の健康記録を確認して、すでにラビーズワクチンの接種を受けているかを確認しましょう。ハワイはラビーズフリーの島であり、その状態を維持するために、猫がラビーズに免疫を持っていることを確認する必要があります。ワクチン接種の履歴によって、旅行の準備に必要な時間が異なります。
- ラビーズワクチンを受けたことがない場合:5ヶ月の準備時間が必要です。
- ラビーズワクチン1回接種済みの場合:4ヶ月の準備時間が必要です。
- ラビーズワクチン2回以上接種済みの場合:3.5ヶ月の準備時間が必要です。
📝 猫の健康記録でどのワクチンを必要とするかを確認し、必要な準備時間を把握しましょう。ワクチン接種の記録が見つからない場合は、獣医師や猫を飼い始めた場所に連絡して、助けを求めることができます。もし現在の猫が子猫である場合は、10週間から15週間くらいまで待ってから一緒に旅行するようにしましょう。
📅 ステップ2:獣医師の予約を事前にしておく
ワクチン接種1回目、ワクチン接種2回目、ラビーズ抗体価検査、および健康証明の4回の予約を事前に獣医師とスケジュールしましょう。猫には既にマイクロチップがある場合がほとんどですが、必要な場合は獣医師に相談してワクチン接種の予約時にマイクロチップを挿入してもらいましょう。
💡 プロ:事前予約をすることで、獣医師との都合を合わせることができ、旅行中に予期せぬ問題が発生する可能性を減らすことができます。
❌ コン:獣医師が血液検査の経験がない場合や、血液採取時に猫にストレスを与えてしまう可能性があります。緩和措置として、血液採取前に猫に鎮静剤を投与してもらうことを依頼しましょう。
2. ラビーズ抗体価検査のステップバイステップ
💉 ラビーズワクチンの効果を確認するために、ラビーズ抗体価検査を行う必要があります。以下は、ラビーズ抗体価検査のステップバイステップの手順です:
🩸 ステップ1:必要なテストキットの取得
ラビーズ抗体価検査を行うためには、ネット上でK-State大学のウェブサイトからラットパックキット(Rap Pack Kit)を注文する必要があります。Rap Pack Kitには、テストチューブと氷パックが含まれています。以下は、ラットパックキットの注文手順の概要です:
- K-State大学のウェブサイトの注文フォームにアクセスします。
- 必要な情報と支払い方法を入力します。
- テストキットとサンプルの量を指定します。
- 注文フォームを保存し、PDF形式でデスクトップに保存します。
- PDFファイルを添付して、指定のメールアドレスに送信します。
注意:ラットパックキットは準備時間に含まれるため、獣医師の予約と同時に注文または受け取りの予定を立てましょう。
⏱ ステップ2:ラビーズ抗体価検査の予約日を決定する
ラットパックキットを受け取ったら、信頼できる獣医師と抗体価検査の予約をしましょう。検査日までの準備期間は21日であるため、予約はこれに合わせて調整する必要があります。
💡 プロ:信頼できる獣医師と協力することで、検査プロセスがスムーズに進みます。また、可能な限り少量の血液採取を依頼することで、猫の負担を最小限に抑えることができます。
❌ コン:獣医師の経験や技術によって、血液採取時に猫がストレスを感じる可能性があります。事前に獣医師に相談し、ストレスや痛みを最小限に抑える方法を確認しましょう。
📬 ステップ3:テストキットをラボに送付する
抗体価検査の予約後、テストキットを予約日の前日に氷パックと共に凍らせ、予約日に獣医師のもとへ持参しましょう。テストキットの中には、ラビーズ抗体価検査のための血液サンプルが入っています。忘れてしまった場合でも、獣医師はクリニックに予備の氷パックを用意しているはずです。
💡 プロ:テスト結果が正常であり、猫がラビーズに対する十分な抗体を持っている場合、その後36ヶ月間は同様の手続きを必要とする他の国への旅行が可能になります。
❌ コン:ラボの処理にかかる時間が6週間以上かかることがありますので、旅行予定の30日前にテスト結果を受け取れるように、十分な余裕を持って準備することが重要です。
3. スタぺップ3:ハワイ州の動植物検疫部へ送付する
テスト結果が正常である場合、犬猫の輸入書及び手数料をハワイ州の検疫所に送付する必要があります。以下は送付手続きの概要です:
- 「犬猫輸入申請書」を記入し、必要な情報を入力します。
- 検疫所に振り出された「キャッシャーズ・チェック」を用意します。
- フライト情報を印刷し、手荷物と一緒に持参します。
- 獣医師に署名と日付が入った健康証明書のコピーを用意し、同封します。
注意:これらの書類はハワイ州の動植物検疫部への受け取り日の前に到着する必要があります。ホリデーシーズンや通常の配達遅延を考慮して、受け取り日の40日前に送付することをお勧めします。
4. フライト情報の収集と渡航日のスケジュール
✈️ フライト情報を確認し、渡航日程を計画しましょう。猫と一緒に旅行する際には、以下の点に留意してください:
- アラスカ航空またはハワイアン航空を利用することをお勧めします。これらの航空会社はキャビン内でペットを受け入れています。他の航空会社ではペットを貨物室に預けることになるため、これは避けるべきです。
- 渡航日程は、ハワイ時間の午前8時から午後3時30分の間に到着するように調整しましょう。ハワイの時間帯との時差を考慮して、オンラインの時差計算ツールを利用すると便利です。
💡 プロ:ペットフレンドリーな航空会社を選ぶことで、猫と一緒にキャビン内で旅行することができ、一緒にいる時間をより快適に過ごすことができます。
❌ コン:フライト情報に誤りがある場合、猫の渡航計画が台無しになる可能性があります。特に時差の計算が間違っていると、猫の検疫検査に遅れる可能性があります。
5. ダーレビューか隣島審査かの選択と申請手続き
🛂 到着後に行われる猫の検疫検査には、「ダーレビュー」と呼ばれるホノルル市内の検疫所での直接審査、あるいは、コナ・マウイ・カウアイの各島での「隣島審査」の2つの選択肢があります。以下は、申請手続きの概要です:
- オアフ島への渡航の場合、直接空港での審査を受けるための申請書(ダーレビュー)と料金が必要です。料金は185ドルであり、これは事前に指定されたプログラムに申請する際に支払う必要があります。
- コナ・マウイ・カウアイ島への渡航の場合、隣島審査を受けるための許可証(Neighboring Island Inspection Permit)が必要です。この場合、料金は165ドルであり、渡航時に許可証を提示する必要があります。
💡 プロ:審査の手続きを事前に開始し、到着時に順調に進行するようにしましょう。地元のヒューメーン・ソサエティに連絡して、審査の申請方法を確認しましょう。
❌ コン:審査で問題が発生した場合、ハワイへの渡航が遅れる可能性があります。申請手続きと許可証の取得を早めに開始することが重要です。
6. フィラリアの予防と衛生管理
🪰 ハワイでは蚊によるフィラリアの感染が問題となっています。渡航の14日前までにフィラリアの予防措置を行いましょう。以下は、フィラリア予防の手順の概要です:
- 適切なフィラリア予防薬を動物病院で入手します。通常、薬は毎月1回投与され、薬効は12〜24時間続きます。
- 渡航時の検疫でノミやダニが確認されないよう、猫のノミとダニの予防も行いましょう。
💡 プロ:フィラリア予防薬を定期的に投与し、猫をノミやダニから守ることで、ハワイでの旅行中に感染症のリスクを軽減することができます。
❌ コン:フィラリアの予防薬の投与を忘れると、猫がハワイへの渡航に制限を受ける可能性があります。予防方法にはマニュアルをよく読んで、正しく投与することが重要です。
7. 健康診断書の取得とパスポートの準備
📝 渡航の10日前までに、獣医師と健康診断書の予約をし、旅行中に必要なワクチンが接種されているか確認しましょう。獣医師には、健康診断書を3部分コピーし、それぞれに署名と日付をしてもらいましょう。
💡 プロ:予約を事前に入れておくことで、獣医師の混雑を避け、スムーズに健康診断書を取得することができます。また、3部分のコピーを作成することで、予備があることで安心です。
❌ コン:健康診断書に記入漏れや誤りがある場合、猫の旅行が遅れたり、検査が入る可能性があります。獣医師としっかりコミュニケーションを取り、正確な情報を提供しましょう。
8. 入国審査と検疫の手続き
🛃 到着後、ハワイの入国審査と動植物検疫の手続きが行われます。以下は、手続きの概要です:
- 入国審査では、猫の検疫を実施し、直ちに空港を出発し、30日間の検疫を受ける必要はありません。オアフ島への渡航の場合、「ダーレビュー」と呼ばれる審査が行われます。
- コナ・マウイ・カウアイ島への渡航の場合、ヒューメーン・ソサエティのスタッフが空港のゲートで審査を受け、ネイバリングアイランド検査許可証を提出します。
💡 プロ:審査の申請や手続きを早めに行い、到着時に順調に審査を受けることができるようにしましょう。また、必要な書類と許可証をきちんと持参しておくことも重要です。
❌ コン:審査で問題が発生した場合、猫が30日間の検疫を受けることがあります。手続きや申請書の記入に注意し、必要な書類をすべて用意しておきましょう。
9. 検疫後の注意事項と旅行中のケア
🐾 ハワイに到着後、猫の検疫が完了すると一緒に空港を出発することができます。以下に注意事項とケアについてのポイントを紹介します:
- フリーアウト後、宿泊先で猫のケアをする必要があります。適切な食事、水供給、トイレの設置を心がけましょう。
- エネルギーを発散させるために、ハワイの自然環境での散歩や遊びを楽しませてあげましょう。
- 渡航中、猫の健康状態を定期的にチェックし、獣医師の指示に従って処置を行いましょう。
💡 プロ:旅行中の猫との楽しい思い出を作りたいですね。猫とのコミュニケーションを大切にし、必要なケアを心がけましょう。
❌ コン:猫の健康状態に異常がある場合、現地の獣医師に連絡し、適切な処置を受けるようにしましょう。旅行中に処置や薬の不足がある場合、獣医師に相談して対応策を見つけましょう。
10. ハワイでの楽しい猫との旅行の経験談
🐾 ハワイで猫と一緒に旅行をすることは、素晴らしい思い出になるでしょう。私の猫マンドと一緒にカヤックやジャングルハイキング、ビーチ散歩を楽しむ様子は本当に素晴らしかったです。また、新しい出会いもありました。
💭 もしスケジュールや手続きが煩雑に感じる場合でも、ハワイで猫との旅行をする価値はあります。一緒に過ごす素晴らしい時間を創り出しましょう!
【参考資料】