ペテロの第2の手紙:主の日が来る • 楽しみと警告
【目次】
第1章:はじめに
第2章:啓示と戒めを覚えておこう
第3章:預言者の予言と主の教え
第4章:最後の日に出現する嘲笑者たち
第5章:神の創造と大洪水
第6章:最後の審判の日
第7章:主の時の悠久さを理解する
第8章:主の日が来るとき
第9章:真理の変曲と定着
第10章:使徒パウロの知恵
第11章:信仰の維持と成長
【第1章:はじめに】
こんにちは!今回は、ペテロの第2の手紙の最終章についてお話しましょう。この手紙は、聖書の予言に基づく終末論に関連する内容を含んでおり、信仰の成長や真理の持続などについて述べています。それでは、早速見ていきましょう。
【第2章:啓示と戒めを覚えておこう】
この章では、ペテロが予言や主の教えを覚えておくことの重要性について語ります。彼は、この知識を持つことを通じて、信者たちの心を喚起させようとしています。聖書の預言や主の教えをしっかりと覚え、それを実践することが、信仰の成長につながるという点を強調しています。
【第3章:預言者の予言と主の教え】
この章では、ペテロが「最後の日に嘲笑者が現れる」と予言していることを伝えます。嘲笑者たちは自分たちの欲望に従って生き、キリストの再臨のあるべき約束を否定します。しかし、ペテロは彼らが意図的に神の創造と大洪水の事実を忘れていることを指摘します。彼らは故意に真理を見落とし、聖書の一部を歪めて自らの破滅を招いてしまいます。
【第4章:最後の日に出現する嘲笑者たち】
この章では、嘲笑者たちが最後の日に現れる理由や彼らの主張について詳しく説明されています。嘲笑者たちは自己の欲望に従い、キリストの再臨がいつまでも実現しないことを理由に、信仰を嘲笑します。しかし、彼らは神の計画や創造の事実をわざと見落としており、その結果、彼ら自身の破滅を招くことになります。
【第5章:神の創造と大洪水】
この章では、神の創造と大洪水の事実について詳細に説明されています。ペテロは、神の言葉によって天と地が創造され、水によって形作られたことを強調しています。また、大洪水によって当時の世界が水没して滅亡したことや、現在の天と地が再び火によって滅びる日が来ることを示しています。
【第6章:最後の審判の日】
この章では、最後の審判の日について詳しく語られています。ペテロは、最後の審判の日が不信者たちに対する天と地の破滅をもたらす日であることを教えます。その日まで天と地は火で保管され、不信者たちの滅亡が待たれています。しかし、ペテロは、「主の一日は千年のようであり、千年は一日のようである」とも述べています。
【第7章:主の時の悠久さを理解する】
この章では、主の時の悠久さについての理解を深めることの重要性が語られています。ペテロは、神は時間の流れを私たちと異なる方法で捉えていることを指摘し、神の約束が遅いと感じる一部の人々に対して耐え忍びと忍耐力を持たせるために時間をかけて行動していることを伝えます。
【第8章:主の日が来るとき】
この章では、主の日がどのようにして来るのかについて詳しく語られています。ペテロは、主の日が盗人のように突然やってきて、天と地が轟音と共に退去し、天体が焼き尽くされることを教えます。この日には、地上で行われた全ての行いが明るみに出されることになります。
【第9章:真理の変曲と定着】
この章では、真理が歪曲されることや変えられることに対する警戒が述べられています。ペテロは、真理が歪曲される可能性があると警告し、真理を守り抜くことの重要性を強調します。また、彼はパウロの知恵に触れ、パウロが書いた手紙には理解が難しい箇所もあることを認めながらも、それらを曲解して自らの破滅につなげる無知で不安定な人々がいることを教えます。
【第10章:使徒パウロの知恵】
この章では、使徒パウロの知恵について触れられています。ペテロは、パウロの手紙が他の聖書の一部と同様に歪曲されることがあることを伝えながらも、パウロの知恵が与えられた範囲で彼の手紙全体には重要な教えが含まれていることを認識しています。
【第11章:信仰の維持と成長】
この章では、信仰の維持と成長に関する勧めが語られています。ペテロは、主が約束を守るまで待ち続けることの重要性を強調し、懐疑心や不安定さに引かれることなく、真理を守ることが求められると教えます。信仰の維持と成長に努めることによって、私たちは恩寵と主イエス・キリストの知識を増し、栄光を主に返すことができます。
【第12章:結論】
最後になりますが、この手紙の結論である12章では、ペテロが聖書の保持に関する助言を与えています。彼は、主イエス・キリストの恵みと知識の成長に努めることを促し、その結果として神に栄光を帰すことが大切であることを強調しています。
以上です。ペテロの第2の手紙を通じて、私たちは予言や終末論についての理解を深め、信仰の成長や真理の守り方について学びました。これらの教えを忘れずに、日々の生活に取り入れることで、より豊かな信仰生活を送ることができるでしょう。どうぞお役立てください!