キークロークの署名されたJOTを使用するクライアントの追加方法
タイトル: キークロークへのOpenID Connectクライアントの追加方法
目次
- イントロダクション
- キークローク管理コンソールへのアクセス
- クライアントの作成
- クライアントの初期設定
- スコープの設定
- クレデンシャルの設定
- 公開鍵の生成
- プライベートキーの抽出
- キークロークの設定完了
1. イントロダクション
この記事では、キークロークへのOpenID Connectクライアントの追加方法について説明します。OpenID Connectクライアントは、サービスアカウントが有効になっており、署名されたJOT認証を使用することができます。
2. キークローク管理コンソールへのアクセス
まず、キークロークの管理コンソールにアクセスします。
3. クライアントの作成
キークロークの管理コンソールで、クライアントを作成します。クライアントIDを入力し、クライアントプロトコルをOpenID Connectに設定します。
4. クライアントの初期設定
クライアントの初期設定画面で、アクセスタイプを「confidential」に設定します。また、OAuthフローの設定を行います。
5. スコープの設定
トークンに含まれるスコープを設定します。サンプルとして「stigma」と「watcher」のスコープを追加します。また、ロールクレームも設定します。
6. クレデンシャルの設定
クライアントIDとシークレットを使用して認証する場合は、クレデンシャルの設定は完了です。ただし、署名されたJOTを使用する場合は、公開鍵の設定が必要です。
7. 公開鍵の生成
公開鍵の生成を行います。PKCS12形式のアーカイブを作成し、公開鍵をキークロークにインポートします。
8. プライベートキーの抽出
生成したPKCS12アーカイブからプライベートキーを抽出します。OpenSSLを使用して、PKCS12アーカイブから証明書を削除し、プライベートキーを抽出します。
9. キークロークの設定完了
以上でキークロークへのOpenID Connectクライアントの追加手順は完了です。これで、署名されたJOT認証を使用する準備が整いました。
以上がキークロークへのOpenID Connectクライアントの追加方法についての説明です。この手順に従うことで、効率的にクライアントの設定を行うことができます。お手元のシステムで試してみてください。
FAQ
Q: クライアントIDとシークレットの再生成は可能ですか?
A: はい、クライアントIDとシークレットは再生成することができます。キークロークの管理コンソールから設定を変更することができます。
Q: スコープはどのように設定すればよいですか?
A: キークロークの管理コンソールで、クライアントの設定画面からスコープを追加することができます。必要なスコープを選択し、保存することで設定が反映されます。
Q: 公開鍵の設定は必須ですか?
A: 署名されたJOT認証を使用する場合、公開鍵の設定が必要です。公開鍵をキークロークにインポートすることで、認証が可能となります。