フェースボウレコードと転送手法のデモ
目次
- フェースボウレコードとは?
- ハウナウ・スプリング・フェースボウの使用方法
- リムの調整方法
- リムの可視性の調整
- パシエントの垂直線と下部線の調整方法
- 上部リムの中心線のマーキング方法
- エデンチュラスフォークの位置合わせ
- フォークの配置方法
- スティッキーワックスの使用方法
- フェースボウの口腔への挿入方法
- ロックユニットの取り付け
- イヤーピースの挿入方法
- インフラオービタルノッチの位置決め方法
- コンポーネントのオイリング方法
- スムーズな作業のためのサムスクリューのロック
- フェースボウレコードの転送方法
- アーティキュレータへの転送方法
- リムスタビライザーの使用方法
- ダイレクトトランスファーとは?
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【フェースボウレコードとは?】
フェースボウレコードは、歯科医療において非常に重要な役割を果たします。これは、患者の顔の形状や咬合関係を正確に転写し、アーティキュレータ上で再現するための手法です。フェースボウレコードを正しく行うことで、治療の精度と効果を向上させることができます。
【ハウナウ・スプリング・フェースボウの使用方法】
ハウナウ・スプリング・フェースボウは、フェースボウレコードを取るための道具です。以下の手順で使用します:
- リムの調整:患者の口唇をサポートするために、上部リムを調整します。
- リムの可視性の調整:リムの見え方を調節します。
- パシエントの垂直線と下部線の調整:患者の垂直線に合わせて、下部線を調整します。
- 上部リムの中心線のマーキング:上部リムの中心線をマーキングし、エデンチュラスフォークの位置合わせに使用します。
- エデンチュラスフォークの位置合わせ:エデンチュラスフォークの中心線とリムの中心線が一致するように位置合わせします。
- フォークの配置:フォークの位置をリムの下部線から2〜3mm上に配置します。
- スティッキーワックスの使用:フォークが移動しないように、スティッキーワックスで固定します。
- フェースボウの口腔への挿入:フェースボウを患者の口腔に挿入します。患者の背後に位置し、正確な中心線の位置を確認します。
以上の手順を実施することで、ハウナウ・スプリング・フェースボウを正確に使用することができます。
【リムスタビライザーの使用方法】
リムスタビライザーは、アーティキュレータにフェースボウレコードを転写する際に使用される装置です。以下の手順で使用します:
- リムスタビライザーの取り付け:リムスタビライザーを上部リムに近づけ、固定します。
- キャストの安定化:リムスタビライザーを閉じることで、上部リムとキャストを安定させます。
- 転送ロッドの挿入:トランスファージグに転送ロッドを挿入します。
- サムスクリューのロック:フェースボウレコードを転送する際に、アーティキュレータをしっかり固定します。
以上の手順に従うことで、リムスタビライザーを正しく使用することができます。
【ダイレクトトランスファーとは?】
ダイレクトトランスファーはフェースボウレコードを取るための方法の一つです。この方法では、トランスファージグにU字型フレームを直接取り付けます。この手法は、特に患者の口腔内での作業性が重要な場合に使用されます。ダイレクトトランスファーの手順は以下の通りです:
- フェースボウレコードの準備:フェースボウレコードを取るための準備をします。
- U字型フレームの取り付け:U字型フレームをトランスファージグに取り付けます。
- トランスファージグのロック:トランスファージグをロックします。
以上がダイレクトトランスファーの手順です。この方法は、特に口腔内での作業性が求められる場合に有用です。
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