ボブ・ディランの「Boots of Spanish Leather」レッスン - パート3
目次:
- イントロ
- ギターのテクニック
- GコードからCコードへの変換
- 4つのフィンガーピッキングパターン
- ハンマリングオンとプルオフ
- Gコード以外のコード進行
- A-7 add 9コードの使用
- Bマイナー6コードの導入
- ボブ・ディランのバリエーション
- チュートリアルのまとめ
イントロ
今回のビデオでは、ボブ・ディランの「Boots of Spanish Leather」の演奏方法について、細かなポイントとバリエーションを詳しく解説します。まず、ボブ・ディランが多くの曲で使用している、GコードからCコードへの変換テクニックについて見ていきましょう。
ギターのテクニック
GコードからCコードへの変換
ボブ・ディランの曲で使用されるテクニックの1つは、このGシェイプのコードから、Gコード内でCコードを演奏することです。具体的には、標準的なGシェイプで指1本を空け、2番目の指を5弦から4弦に移動し、1フレットで2弦を1本押さえます。これによって、Gコードの形状を維持しながら、GとCの間をスムーズに切り替えることができます。
4つのフィンガーピッキングパターン
演奏には基本的な4つのフィンガーピッキングパターンがあります。1拍目は6弦、2拍目は4弦、3拍目は3弦、4拍目は2弦を弾いていきます。このパターンを繰り返し演奏することで、曲に特別な味わいを与えることができます。
ハンマリングオンとプルオフ
ダイアモンドの指導
次に、ハンマリングオンとプルオフの技法について紹介します。ハンマリングオンでは、親指で6弦を弾き、2番目の指で2弦をハンマリングします。これにより、1フレットの2弦に1本指を押さえることができます。一方、プルオフでは、2弦と4弦を親指と2番目の指で弾き、2弦と6弦をハンマリングと同じように弾きます。
プルオフの技術
プルオフはハンマリングの逆の動作です。親指と2番目の指で2弦と4弦を強調しながらプルオフし、同じく親指と2番目の指で2弦と6弦を演奏します。このプルオフの技法は、曲の終盤での演奏を聴くことができます。
Gコード以外のコード進行
A-7 add 9コードの使用
次に、A-7 add 9コードとして知られるコードを紹介します。このコードは、3フレットと4フレットで演奏されるAマイナー7の形状を使用します。パターンは、Gコードのときと同様に、2番目の指と親指で2弦と6弦を同時に弾くことです。このコードをGコードの中で演奏することで、バリエーションを追加することができます。
Bマイナー6コードの導入
さらに、Bマイナー6コードを紹介します。まず、BマイナーコードをEマイナーの形状から2フレット上に移動させます。そして、2フレットで5弦のみを指1本で押さえます。このコードを演奏すると、6番目の弦がオープンに鳴るため、独特の音色が得られます。このコードも曲によって使用し、バリエーションを加えることができます。
ボブ・ディランのバリエーション
構造の変更
ボブ・ディランは曲の構造をいくつか変更して演奏しています。一部のバースでは、D7からGへ戻る代わりに、D7からCコードに移行してからGへ戻ることがあります。また、一部のバースの終わりには、一時的にD7に移行してからGに戻る箇所もあります。これらの変更を取り入れることで、曲にさらなる面白さが加わります。
コードの追加バリエーション
さらに、Bマイナー6コードを使用しながら、他のバリエーションも加えることができます。例えば、特定の箇所で様々なバリエーションを演奏することで、曲にさらなる興味を引くことができます。
チュートリアルのまとめ
最後に、今回のチュートリアルのまとめです。以上のテクニックやバリエーションを活用しながら、ボブ・ディランの「Boots of Spanish Leather」を演奏してみてください。長い曲ですが、バリエーションを加えることでより魅力的な演奏になることでしょう。演奏を楽しんでください。よい演奏ができることを願っています!