MTBのサッグを設定する方法
Table of Contents
- 🚲 自転車を新しく手に入れたら
- 📌 懸架装置の設定を行う前に
- 📋 エア圧とセッティングの基礎
- 🛠 セッティングの具体的な手順
- 💨 フォークのセッティング
- 💥 リアショックのセッティング
- 📏 サッグの調整
- 📏 フォークのサッグ調整
- 📏 リアショックのサッグ調整
- 💡 サイドノート:ダウンヒルとエンデューロバイクの場合
- 💫 リバウンドの調整
- 🚀 最後に
- 🔧 ショックポンプを持って行くこと
- ❓ よくある質問
🚲 自転車を新しく手に入れたら
自転車を新しく手に入れたばかりなら、トレイルに出かける前に懸架装置のセッティングを行いましょう。最初に行うべきことは、エア圧とサッグの調整です。一般的に言えば、サッグが少ないほど懸架装置は硬く感じ、サッグが多いほど柔らかく感じます。サッグが快適なバランスになるよう調整しましょう。
📌 懸架装置の設定を行う前に
懸架装置の設定を行う前に、必ずライディングギアを装着してください。ヘルメット、バックパック、パッド、シューズなど、体重に影響を与える要素があるため、正確なサッグの数値を得るためには重要です。
📋 エア圧とセッティングの基礎
懸架装置のセッティングには、エア圧とサッグの調整が含まれます。エア圧は、フォーク(フロントサスペンション)とリアショック(リアサスペンション)の圧力を調整することで、サスペンションの性能を最適化します。
🛠 セッティングの具体的な手順
💨 フォークのセッティング
- フォークがオープンポジション(ロックアウトされていない)になっていることを確認します。
- フォークのシールにOリングを押し付けます。
- 自転車を壁に立てかけるか、友人に支えてもらいます。
- バイクに乗り、攻撃ポジションに入ります。
- バイクから降りてもOリングの位置を崩さずに、シールからOリングまでの距離をミリ単位で測定します。
- この数値をフォークのトラベル(ストローク)で割ると、パーセントのサッグが得られます。
- サッグを調整するためにショックポンプを使用します。フォークの左側にあるバルブカバーを外し、ショックポンプを取り付けます。
- サッグを減らすためにエアを追加し、サッグを増やすためにエアを抜きます。
- サッグのテストを繰り返し、目標のサッグ数値を達成します。
💥 リアショックのセッティング
- リアショックがオープンポジション(ロックアウトされていない)になっていることを確認します。
- リアショックのシールにOリングを押し付けます。
- 座ったままでリアショックのセッティングを行うことをおすすめします。ただし、ダウンヒルやエンデューロバイクを使用し、頻繁にダウンヒル走行を行う場合は、攻撃ポジションでサッグを設定する方が良いかもしれません。
- バイクに乗り、リアショックを沈ませます。
- バイクから降りてもOリングの位置を崩さずに、シールからOリングまでの距離をミリ単位で測定します。
- この数値をリアショックのストローク長で割ると、パーセントのサッグが得られます。
- サッグを調整するためにショックポンプを使用します。リアショックにショックポンプを取り付け、サッグを減らすためにエアを追加し、サッグを増やすためにエアを抜きます。
- サッグのテストを繰り返し、目標のサッグ数値を達成します。
📏 サッグの調整
📏 フォークのサッグ調整
フォークのサッグを調整するには、以下の手順に従ってください:
- フォークがオープンポジションになっていることを確認します。
- Oリングを押し付けます。
- 自転車に乗り、攻撃ポジションに入ります。
- バイクから降りずにOリングの位置を崩さずに測定します。
- シールからOリングまでの距離をミリ単位で測定し、それをフォークのトラベルで割ります。
- この数値が目標のサッグ数値になるよう必要に応じてエアを追加または抜きます。
📏 リアショックのサッグ調整
リアショックのサッグを調整するにあたっては、以下の手順を守ってください:
- リアショックがオープンポジションになっていることを確認します。
- Oリングを押し付けます。
- 座ったままでバイクに乗り、リアショックを沈ませます。
- バイクから降りずにOリングの位置を崩さずに測定します。
- シールからOリングまでの距離をミリ単位で測定し、それをリアショックのストローク長で割ります。
- 目標のサッグ数値になるよう必要に応じてエアを追加または抜きます。
💡 サイドノート:ダウンヒルとエンデューロバイクの場合
ダウンヒルやエンデューロバイクを使用し、頻繁にダウンヒル走行を行う場合には、攻撃ポジションでのサッグ設定が重要です。バイクが沈むことでトラクションが向上し、より安定した走行が可能になります。
💫 リバウンドの調整
サッグの設定が完了したら、次はリバウンドの調整です。リバウンドとは、サスペンションが圧縮された後に元の位置に戻る速さのことです。適切なリバウンド設定により、より滑らかな乗り心地とトラクションを得ることができます。
🚀 最後に
セッティングが完了したら、調整が必要なときに備えてショックポンプを持って行くことをお忘れなく。自分にとって最適なサッグ数値を見つけ、快適なライディングを楽しんでください。
🔧 ショックポンプを持って行くこと
セッティングを行う際に必要なショックポンプを持って行くことは重要です。ショックポンプを使用することで、エア圧やサッグの調整が容易に行えます。
❓ よくある質問
Q: サッグの調整は初心者にも難しいですか?
A: 初めて自分でサッグの調整を行う場合は、少し慣れるまで時間がかかるかもしれません。しかし、基本的な手順に従って慎重に調整すれば、誰でも行うことができます。
Q: サッグの調整はライダーの体重によって異なりますか?
A: はい、ライダーの体重はサッグの調整に大きく影響します。体重に合わせて適切なサッグ数値を設定することが重要です。
Q: セッティングが合わない場合はどうすれば良いですか?
A: セッティングが合わない場合は、ショックポンプを使用してエア圧やサッグの調整を行い、自分に合った設定を探りましょう。また、様々なテリアンに適応するために、セッティングの微調整もおすすめです。
Q: サスペンションのメンテナンスは必要ですか?
A: はい、定期的なメンテナンスが必要です。サスペンションのオイル交換やシールの点検、ケーブルの調整などを定期的に行うことで、最適なパフォーマンスを維持することができます。
ハイライト
- 自転車の懸架装置のセッティングは、快適な乗り心地とトラクションを向上させるために重要です。
- エア圧とサッグの調整を正確に行うことで、最適なサスペンションパフォーマンスを発揮できます。
- サッグの調整は体重やライディングスタイルに合わせて行う必要があります。
- フォークとリアショックのサッグ調整は、特定の手順に従って行います。
- セッティングが合わない場合は、ショックポンプを使用して調整し、自分に最適な設定を見つけましょう。
リソース: