SAPインストールガイド:SAP BASISによるSWPMを使用したインストールの概要
テーブルオブコンテンツ:
- はじめに
- インストールの前に確認すべき事項
- SAPソフトウェアのバージョンの選択
- ダウンロードしたバージョンの確認
- ダウンロードフォルダのリネーム
- インストールするデータベースの選択
- インストールタイプの選択
- 標準インストールの選択
- ベースシステムのインストール
- SAPシステムへのログイン
SAPインストールガイド
SAPインストールガイドでは、SAPシステムを正しくインストールするために行うべき手順について説明します。このガイドでは、新しい顧客のためのGreen Fieldインストールから既存の顧客のためのBrown Fieldインストールまで、さまざまなインストールシナリオについて取り上げます。
はじめに
SAPシステムのインストールは、SAP Basisコンサルタントにとって最初の優先事項です。インストール手順を正しく実行することで、システムの起動と実行が可能になります。インストールにはいくつかの重要なステップが含まれますので、注意深く進めていきましょう。
インストールの前に確認すべき事項
SAPシステムをインストールする前に、いくつかの重要な点を確認する必要があります。まずは以下の項目を確認しましょう。
- インストールする製品とバージョンの選択
- ダウンロードしたバージョンの確認
- ダウンロードフォルダのリネーム
これらの確認事項を実施することで、誤った製品やバージョンをインストールすることを防ぐことができます。
SAPソフトウェアのバージョンの選択
SAPシステムのインストールでは、適切なバージョンを選択することが重要です。システムの要件に合わせて、最新のバージョンを選択しましょう。
ダウンロードしたバージョンの確認
ダウンロードしたバージョンを正しく確認することで、インストール作業のスムーズな進行が可能となります。バージョンの確認は、フォルダ内のファイル名を確認することで行えます。
ダウンロードフォルダのリネーム
インストール作業中に混乱を避けるために、ダウンロードしたフォルダをリネームすることをおすすめします。フォルダ名を分かりやすく変更することで、正しいバージョンを選択できるようになります。
インストールするデータベースの選択
SAPシステムのインストールにおいて、データベースの選択は重要な要素です。適切なデータベースを選択することで、システムのパフォーマンスや安定性に大きな影響を与えることができます。
インストールタイプの選択
インストールタイプの選択は、システムの種類や機能に合わせて行う必要があります。一般的には標準インストールを選択しますが、特定の要件に合わせて分散インストールや高可用性インストールを選択することもあります。
標準インストールの選択
標準インストールは、一般的なプロダクション環境に適したインストール方法です。製品やデータベースを1つのホストにインストールすることで、システムの管理や運用を容易にすることができます。
ベースシステムのインストール
ベースシステムのインストールは、SAPシステムの基盤となる部分をインストールする作業です。オペレーティングシステム、データベース、および必要な設定を行うことで、システムの構築を進めることができます。
SAPシステムへのログイン
インストール作業が完了したら、SAPシステムにログインすることができます。SAPログインパッドを使用して、システムにアクセスしましょう。SAPログインパッドを起動し、適切なサーバー情報を入力することで、システムへのアクセスが可能となります。
以上がSAPインストールガイドのテーブルオブコンテンツです。各項目の詳細な説明については、次のセクションで説明します。