WordPressでサイトマップを作成する方法
目次
- サイトマップとは何ですか?
- サイトマップの種類
- XMLサイトマップとは
- HTMLサイトマップとは
- サイトマップの重要性
- サイトマップの作成方法
- WordPressでのサイトマップの作成方法
- Yoast SEOプラグインを使用したサイトマップの作成方法
- デフォルトのサイトマップ機能を使用したサイトマップの作成方法
- サイトマップの提出方法
🔍 サイトマップとは何ですか?
サイトマップは、ウェブサイト上のすべての公開URLのリストを作成するものです。さまざまなウェブページの関係性と、ウェブサイトの階層における各ページの重要性を示します。サイトマップの作成は、訪問者および検索エンジンのクローラーがウェブサイトを迅速かつ簡単にナビゲートできるようにするために役立ちます。
🔍 サイトマップの種類
サイトマップには、次の2つの異なるタイプがあります:
- XMLサイトマップ(Extensible Markup Language)
- HTMLサイトマップ(Hypertext Markup Language)
🔍 XMLサイトマップとは
XMLサイトマップは、ウェブサイト上の各URLに関する情報とメタデータを記録するために使用されます。メタデータには、URLの最終更新日、更新頻度、およびサイトマップ内の他のURLとの関係など、重要な情報が含まれます。
XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラーがウェブサイトの構造を理解し、より迅速かつ正確なインデックス作業をするために設計されています。主要な検索エンジンは現在、XMLサイトマッププロトコルを適用しており、XMLサイトマップがない場合、検索エンジンによっていくつかのウェブページが見落とされる可能性があります。
🔍 HTMLサイトマップとは
HTMLサイトマップは、HTML形式を使用してウェブサイトのURLに関する情報を提供します。HTMLサイトマップは、ウェブサイト訪問者が簡単にナビゲートできるように、ウェブページを文脈に合わせて表示する役割を果たします。
通常、HTMLサイトマップはウェブページのフッターに表示されますが、お好みのウェブサイトレイアウトに応じてさまざまな方法で表示することができます。なお、HTMLサイトマップはSEOに直接的な影響を与えるわけではありませんが、ウェブサイトのユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
🔍 サイトマップの重要性
サイトマップには次のようなメリットがあります:
- サイトマップは、新しい投稿がウェブサイトに追加されたときに検索エンジンのクローラーに通知します。また、まだインデックスされていないページについても検索エンジンに情報を提供します。
- サイトマップはウェブサイトのナビゲーション性を向上させます。ウェブページの構造と階層を明確に示すため、ユーザーにとってのウェブサイトの使いやすさが向上します。
- サイトマップは、ウェブサイトが重複コンテンツを持たないことを検索エンジンに示します。これはSEOにとって有益です。
以上の理由から、XMLサイトマップとHTMLサイトマップの両方をウェブサイトに持つことを強くお勧めします。
🔍 サイトマップの作成方法
WordPressでサイトマップを作成する一般的な方法は、プラグインを使用することです。プラグインを使用すると、サイトマップの作成だけでなく、ウェブサイトの最適化に役立つさまざまな機能も利用できます。また、新しい投稿を作成したり既存の投稿を編集する度に、サイトマップが自動的に更新されるため便利です。
ここでは、Yoast SEOプラグインを使用したサイトマップの作成方法を説明します。
- アカウントにサインインし、WordPressのダッシュボードの左側にあるプラグインメニューに移動します。
- 「新規追加」をクリックし、検索バーに「Yoast SEO」と入力します。
- 「インストールする」ボタンをクリックして、プロセスが完了するのを待ちます。
- プラグインのインストールが完了したら、アクティベートボタンをクリックします。
次に、Yoast SEOメニューにアクセスし、サイトマップを生成します。
- WordPressのダッシュボードでYoast SEOメニューに移動します。
- 「機能」タブに入り、XMLサイトマップの下のトグルスイッチをオンにします(デフォルトでオンになっている場合はスキップできます)。
- 変更を保存するため、「変更内容を保存」ボタンをクリックします。
- 「?」アイコンをクリックし、「XMLサイトマップを表示」オプションを選択します。
- そこから、Yoast SEOがリダイレクトされるXMLサイトマップのURLにアクセスできます。このURLでは、サイト内の各URLに関する詳細情報を確認できます。
なお、プラグインをインストールしたくない場合は、WordPressのデフォルトのサイトマップ機能を使用することもできます。
- WordPressのバージョン5.5以上を実行することを確認します。
- ダッシュボード上の「ツール」メニューにカーソルを合わせて、「サイトの健康状態」をクリックします。
- 「情報」タブに移動し、WordPressのドロップダウンメニューを選択して、ウェブサイトの現在のWordPressバージョンを確認します。
- ウェブサイトがこのメソッドに対応していることを確認したら、ブラウザを開き、ウェブサイトのドメインの末尾に「/sitemap.xml」を追加して入力します。または、ドメイン名の末尾に「/wp-sitemap.xml」を入力することもできます。すると、ウェブサイトのすべてのコンテンツのリストが表示されます。
🔍 サイトマップの提出方法
サイトマップを検索エンジンに適切にクロールおよびインデックスするためには、サイトマップを検索エンジンに提出する必要があります。プラグインに自動的にサイトマップを送信するオプションがない場合は、手動で行う必要があります。
ここでは、Google Search Consoleを使用してXMLサイトマップを提出する方法を説明します。
まず、Googleアカウントを作成する必要があります。すでにアカウントをお持ちの場合は、ログインしてください。次に、次の手順に従ってXMLサイトマップを提出します。
- Google Search Consoleにアクセスし、プロパティタイプを選択します。メインオプションを選択し、ウェブサイトのドメイン名を入力して、「続行」ボタンをクリックします。
- ウェブサイトの所有権を確認するために、Google Search Consoleから提供されるTXTレコードをDNSサーバーに追加します。DNSゾーンエディターに移動し、管理するDNSレコードボックスにレコードを入力します。
- Google Search Consoleアカウントに戻り、「サイトマップ」を選択します。XMLサイトマップを追加するテキストボックスにXMLサイトマップのURLを入力し、[送信]をクリックします。
これで、サイトマップの提出が完了しました。サイトマップのステータスを確認するには、サイトマップメニューをクリックし、提出済みのサイトマップまでスクロールします。Google Search Consoleは、プロセスが成功したかどうかを表示し、各サイトマップごとに発見されたURLの数を共有します。
以上で、WordPressでサイトマップを作成する方法と提出する方法をお伝えしました。ご不明な点がありましたら、コメント欄でお知らせください。