ジャミニ・アフィヤプロジェクトのビジョンと使命
Table of Contents
- ビジョンと使命
- ダイブインテグレーションプロセス
- d3の取り組みについて
- ジャミニ・アフィヤプロジェクトとは
- 使用例
- ロケーションの作成
- SQLクエリの作成
- マッピング
- データ値の抽出
- 挑戦と今後の展望
ビジョンと使命
organization's vision and missionを述べる前に、d3のビジョンと使命について概説します。当社は、誰もが高品質な医療にアクセスできる未来を展望しています。私たちの使命は、デジタルテクノロジーを活用して、保健システムを強化することで、人々の生活を向上させることです。主にジャミニ・アフィヤプロジェクトに焦点を当てて活動しており、このプロジェクトは、ズゥンジャマトゥンギニズの言葉で「地域の健康」を意味します。このプロジェクトは、CHTによって支えられ、ザンジバルで展開され、11の地区の人口の50%にカバレッジが広がっています。ANC PNT、子供の免疫、幼児期の発達、ICCM、COVIDなど、さまざまなユースケースをカバーしています。さらに、CHV CHTアプリケーションに加えて、ユーザー向けの専用スーパーバイザーリファレンスアプリケーションの設計と開発が進行中です。
ダイブインテグレーションプロセス
インテグレーションの概要
では、なぜMOHがジャミニ・アフィヤと統合することを決めたのか、その背景について説明します。MOHは、医療施設レベルでデータを収集していますが、ジャミニ・アフィヤはコミュニティレベルでデータを収集しています。この統合の目的は、医療施設とコミュニティの両方でデータを一元化し、より詳細なカバレッジを得て、より良い医療サービスを提供することです。具体的なユースケースを示すことで、統合の方法について説明します。例えば、CHVによって受けた5歳未満の子供の訪問回数を性別別に集計するデータを、シャヒヤレベルで毎月推進する目標があります。次のスライドで、この統合プロセスの詳細を見ていきます。
ロケーションの作成
まず、Dhis2の組織単位、データ要素、カテゴリオプションの組み合わせを作成します。このユースケースでは、CHVによって受けた5歳未満の子供の集計データを推進するため、まずシャヒヤの作成を行います。左側の画像は、チャハニシャのシャヒヤの例です。Dhis2に要素を作成すると、それぞれに対応するIDがあります。このIDを使用して、Dhis2とCHDとの間でマッピングを行います。次のスライドでその方法を説明します。
SQLクエリの作成
次に、データ値を抽出するためのSQLクエリを作成します。左下の画像は、SQLクエリの定義です。このユースケースでは、CHVによって受けた5歳未満の子供の数を抽出するクエリです。重要なポイントは、データ要素名の列で、各クエリには固有のデータ要素名があることです。次のスライドで、これをDhis2のIDとマッピングする方法を見ていきます。
マッピング
マッピングファイルには、ロケーションとデータ要素のマッピングが含まれています。ジャミニ・アフィヤのシャヒヤ名とDhis2の対応するシャヒヤIDのマッピングが行われています。このマッピングファイルを使用して、Dhis2とCHDのデータをマッピングします。また、データ要素名とDhis2のデータ要素ID、カテゴリオプションの組み合わせIDもマッピングします。このステップでは、マッピングが行われ、次のスライドでデータ値を抽出する方法を説明します。
データ値の抽出
スクリプトにより、データを抽出するために適した形式に変換されます。このスクリプトによって生成された最終的なデータ値セットファイルを使用して、データをDhis2に送信できます。このファイルには、シャヒヤのデータ要素ID、送信する期間、組織単位ID、カテゴリオプションの組み合わせ、値が含まれています。このようにして、Dhis2にデータが送信され、期間とデータ要素名に従ってデータが保存されます。
挑戦と今後の展望
統合プロセスにおいて、いくつかの課題がありました。CHVによるデータの同期の問題や、サーバーの接続性の問題などが挙げられます。これらの課題に対処するために、過去2ヶ月分のデータを一緒に送信するなどの対策を行いました。また、指標やデータ要素の要件の変更に対応するために、クエリの調整やデータの履歴的な抽出などの作業を行いました。今後の展望としては、エラーやスクリプトの失敗の通知システムの実装や、データベースの再構築などがあります。