クラシックスキーのキックワックス塗り方を紹介します!
目次
- はじめに
- キックワックスの準備
- キックワックスの選び方
- キックゾーンのマーキング
- キックワックスの塗り方
- コルキングの方法
- キックワックスの重ね塗り
- キックワックスの調整方法
- ストライドの重要性
- キックワックスの除去方法
- まとめ
はじめに
こんにちは!本日のエピソードでは、クラシックスキーのキックワックスの塗り方についてご紹介します。キックワックスはクラシックスキー専用のワックスで、スキー板が雪面にグリップするためのものです。様々な種類のキックワックスがありますが、それぞれの選び方や塗り方をマスターすることで、滑走性能を向上させることができます。キックワックスの塗り方にはコツがありますので、一緒に学んでいきましょう!
キックワックスの準備
キックワックスの塗り方を始める前に、以下のものを準備します。
ワックスベンチがない場合でも、駐車場やスキートレイルの脇、自宅の中でもキックワックスを塗ることができます。また、キックワックスを塗る前に、スキー板のキックゾーンをマーキングすることも重要です。
キックワックスの選び方
キックワックスを選ぶ際には、滑走予定の気温を把握しておく必要があります。気温によって適切なキックワックスが異なるため、事前に確認しておきましょう。キックワックスは薄く塗ることがポイントです。寒い気温には硬いワックス、暖かい気温には柔らかいワックスを選ぶことが一般的です。
キックゾーンのマーキング
キックワックスを塗る前に、スキー板のキックゾーンをマーキングしましょう。キックゾーンはスキーバインディングの上数インチからバインディングの後ろまでの範囲です。スキーを使用した後にキックワックスの跡を確認し、自分のスキーに最適なキックゾーンを見つけることが重要です。
キックワックスの塗り方
キックワックスを塗る際には、キックゾーンにのみ塗布します。ワックスを塗る際には、ワックスチューブの端を使用し、薄く塗るようにします。硬いワックスは冷たい気温でも軽く塗ることができますが、柔らかいワックスは厚塗りしないように注意しましょう。
コルキングの方法
キックワックスを塗布した後は、コルキングを行います。コルキングは、ワックスを温めるためにコルクを使用し、スキー板にワックスをしっかりと密着させる作業です。コルキングの際には、十分な圧力をかけることが大切です。コルクとスキー板の間で適度な摩擦を生み出すことで、キックワックスがしっかりと浸透します。
キックワックスの重ね塗り
キックワックスを塗布した後は、キックワックスの重ね塗りを行います。一般的には、3〜4層のキックワックスが十分なグリップを提供します。もしトレイルで滑走中に滑りやすさを感じた場合は、サイドに停車してさらにキックワックスを塗布することもできます。
キックワックスの調整方法
キックワックスの調整が必要な場合は、以下の方法を試してみてください。
- より暖かいワックスを使用する
- キックの位置を微調整する
- 足の先の部分に追加のワックスを塗布する
また、スキーの走り方にも注意を払うことが重要です。正しいストライドの技術を身につけることで、ワックスの効果を最大限に引き出すことができます。トレイルに出掛ける際には、予備のワックスを持参することもおすすめです。
キックワックスの除去方法
スキーを使用した後は、キックワックスを除去する必要があります。キックワックスを除去するためには、以下の道具が必要です。
- ワックスベンチ
- 使い古したプッティーナイフまたはスクレーパー
- ワックスリムーバー
- ペーパータオル
プッティーナイフやスクレーパーを使用して、スキー板の両側から古いワックスをできるだけ取り除きます。その後、ワックスリムーバーをキックゾーンにスプレーまたは塗布し、数秒間放置します。次に、ペーパータオルを使用して残りのワックスを拭き取ります。
まとめ
キックワックスはクラシックスキーをより楽しむために欠かせない存在です。キックワックスの選び方や塗り方をマスターし、滑走時のグリップを向上させましょう。良いストライドの技術と予備のワックスを持ち、冬の楽しいスキー旅を満喫しましょう!
FAQ
Q: キックワックスはどのくらいの頻度で塗るべきですか?
A: スキーをするたびにキックワックスを塗るべきです。スキー中にワックスが摩耗することや気温の変化により、適切なワックスが異なる可能性があるためです。
Q: キックワックスとグライドワックスの違いは何ですか?
A: キックワックスはクラシックスキー専用のワックスであり、スキー板が雪面にグリップするために使用されます。一方、グライドワックスは滑走面の滑りを良くするために使用されます。
Q: キックワックスを塗った後、すぐに滑走できますか?
A: キックワックスを塗った後は、コルキングすることでワックスをスキー板にしっかりと密着させる必要があります。そのため、十分にコルキングした後に滑走することをおすすめします。
リソース