青少年部の始め方!成功に近づけるヒントとアイデア
はじめに
教会の青少年部の始め方について話をしましょう。まず、自分自身から始める必要があります。前回のエピソードで話した祈りの生活と信仰の生活がとても重要です。その上で、どこに進むべきか、青少年部でどのような活動を行うか、どの世代を対象にするかなどを考える必要があります。例えば、中学生と高校生を組み合わせた部署を作ることもできますが、実際はうまくいかない場合もあります。私の経験では、中学生と高校生を一緒にした部署では、参加者の減少があり、上級生たちは離れてしまうことがありました。そこで、中学生専用の部署と高校生専用の部署に分けることにしました。このように、世代間で明確な区別をつけることが大切です。もしも2つの部署を持てるなら、それが最善の選択です。もし1つだけ始めることになるなら、自分の性格や自分が一番力を発揮できる世代を選ぶと良いでしょう。
次に、教区に連絡し、自分自身と協力するボランティアが教区の基準に合致しているか確認する必要があります。バックグラウンドチェックや指紋採取、必要な研修など、18歳以上の成人がボランティアとして活動するために必要な手続きがあるか確認しましょう。この手続きを踏むことはとても重要ですので、実際の活動をする前に完了させておくことをお勧めします。
その後、予定表を作成し、イベントを計画する必要があります。約6ヶ月分の予定が一般的な目安です。その予定を立てる際には、大きなキックオフイベントから始めることをおすすめします。コンスタントに活動を行うことが重要なので、定期的に開催することがベストです。毎週、隔週、または毎月、自分に合ったスケジュールを作成しましょう。キックオフイベントでは、バーベキューやルアウ、カーニバルテーマ、エクストリームスポーツなど、楽しくて信仰に触れることができるイベントを計画しましょう。
次に、青少年部の宣伝を始める時がきました。SNSを活用しましょう。若者たちが利用しているSNSを通じて、若者とその親にアプローチすることができます。複数のSNSアカウントを活用し、連絡先としてはメールアドレスも提供しましょう。さらに、Remindというテキストメッセージアプリを使用することをおすすめします。このアプリを使えば、イベントの前にテキストメッセージを送信することができます。青少年たちがイベントに参加しやすくなるでしょう。また、自分自身を教区で知ってもらうことも重要です。青少年の祖父母や親、青少年自身が教会に訪れることがあるかもしれません。全てのミサでスピーチを行い、新しい青少年部のことを共有しましょう。パンフレットやウェブサイト、SNSアカウントなどでスケジュールを確認できるように案内しましょう。
最後に、青少年部は個々の教会や教区の状況によって異なるものです。自分に合った方法を見つけてください。小さく始めて着実に成長させることが重要です。イエス様も12の使徒から始めました。忍耐力を持って成長させることを心掛けてください。次のエピソードでは、忍耐の美徳について、新しい青少年部を始める際の忍耐について詳しく話します。次のエピソードもお楽しみに。いいねやサブスクライブ、コメントしていただければ、より具体的なお手伝いができるかもしれません。最後に、若者の心に触れれば、魂にも触れることができます。心に響く活動を続けることで、神様も喜ばれるでしょう。